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この世とあの世 【講演集】…大法輪閣編集部編

2020年6月30日 10時40分
この世とあの世 【講演集】

「死後どこに行くか」という問題は誰にとっても重要な関心事であり、仏教や神道、キリスト教などでそれぞれの世界観がある。本書は在家仏教協会が2017年4月から1年間、開催した連続講演会の講演録で、11人の宗教者や研究者が諸宗教や倫理学における死生観を解説している。

唯識が専門の竹村牧男・東洋大前学長は深遠な思想・唯識に見る死生観を紹介する。阿頼耶識に関する『成唯識論』の説明「すべては仮の設定にすぎないのだ。あくまでも現在しかない」を引き、「ただ生きて、そしてただ死ぬ。その中で、生死を解脱するということを探求していただけたら」と呼び掛ける。神道学者の三橋健氏は「神道には歴史を一貫して、死後は『亡き母の国へ行きたい』との願いがある」と語る。このような願望は神道だけのものではなく、「宗派や教義を超えて、世界のどの民族にも普遍的に見られる」と述べている。

ほかの講演者は次の通り。阿満利麿・明治学院大名誉教授▽末木文美士・東京大名誉教授▽本多弘之・親鸞仏教センター所長▽田上太秀・駒沢大名誉教授▽華園聰麿・東北大名誉教授▽峯岸正典・曹洞宗長楽寺住職▽佐藤研・立教大名誉教授▽武田定光・真宗大谷派因速寺住職▽竹内整一・東京大名誉教授

本体価格2500円、大法輪閣(電話03・5466・1401)刊。

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