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節談説教 第22号…節談説教研究会編

2020年7月2日 14時59分
節談説教 第22号

節談説教の再生を目指す宗派を超えた真宗僧侶有志による研究誌。2007年の結成から22号を数えた。今号は角岡賢一・龍谷大教授の「信仰と芸能という側面から見た説教」など論文2本を中心に、情念の説教が持つ布教力を考察する。明治45年発行の田淵静縁著『説教妙弁辞典』の再録には、様々な法話例が示されている。

直林不退・相愛大客員教授の「節談の特質―知識人たちからの批判を手がかりに」は、丹羽文雄の小説に描かれた説教風景などから「強烈な物語だけが記憶され、肝心な法義が疎かになってしまう」といった危険性を確認。一方で「節のかかった韻文は、何よりも暗誦に適していた」「節にのせて幾度となく聴聞し続けた妙好人たちだからこそ、いつしかその深い味わいにめざめ、ご法義が身についていったのではないだろうか」と節談ならではの伝道力を指摘。頭だけで教えを理解しがちな現代人にとって、節談は「単なる理解や分別の次元を超越した宗教的真実が伝わっていく稀有なる布教法」になると論じる。

毎年各地で開いている節談説教布教大会が、今年はコロナ禍による中止もあるため、同会は動画投稿サイト「ユーチューブ」で説教録画の公開を始めている。

本体価格800円、節談説教研究会(事務局=本浄寺開教院、電話042・666・6038)刊。

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