PR
購読試読
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
第16回涙骨賞〈選考委員選評〉
PR
お知らせ 墨跡つき仏像カレンダー2020

壬生狂言 鑑賞ガイド…壬生寺編

2020年7月8日 10時09分
壬生狂言 鑑賞ガイド

鎌倉時代に律宗壬生寺(京都市中京区)の中興の祖・円覚上人導御(1223~1311)が布教のために始めた無言劇「壬生大念佛会」(壬生狂言)。重要無形民俗文化財に指定され、節分、4月29日~5月5日、10月の年3回、同寺で公開している。能や狂言と同様に、伝統芸能になじみのない現代人に分かりづらい部分もあるが、このたび手軽なガイドブックが出版された。B6判で拝観する際に携行しやすい。

壬生狂言は能や狂言と異なり、全ての演者が仮面を着け、一切のせりふがない。近世には本来の宗教劇に加えて庶民大衆の娯楽として発展し、大坂や江戸でも出開帳公演を行った。ユーモラスな要素が強い中にも勧善懲悪・因果応報の理を教える宗教劇の性格を今に伝える。金鼓・太鼓・笛で奏でる囃子は場面に応じて「ながし」「あさひ」「つくし」「かぐら」の4種の曲がある。

全30演目をカラー写真と共に解説。あらすじはもちろん、仕草、囃子、仮面、衣裳、小道具の観点から各演目の見どころをクローズアップする。演目には、厄落としのために積み重ねた炮烙を一斉に割る「炮烙割」や、祇園祭の綾傘鉾・四条傘鉾とも関わりがあるといわれる「棒振」、同寺本尊の地蔵菩薩の霊験を示した「賽の河原」などがある。

本体価格1400円、淡交社(電話075・432・5151)刊。

京都の森と文化

京都の森と文化…京都伝統文化の森推進協議会編

8月4日

2007年から京都の山と森の文化的価値の発信と保全を訴えてきた同会の活動をまとめた。青蓮院、知恩院、八坂神社、清水寺、智積院、東福寺などが並ぶ東山には青々と森林が茂るが、…

再生 元気になる26のメッセージ

再生 元気になる26のメッセージ…大塚日正著

8月3日

「難有って有り難い」。著者が会長を務める法華宗獅子吼会で大切にされる教えだ。生きていれば苦難に遭うのは避けられないが、どんなことからも逃げず、自分を成長させる糧として難を…

近江商人の生活態度 ―家訓・倫理・信仰

近江商人の生活態度 ―家訓・倫理・信仰…窪田和美著

7月31日

繊維・金融・総合商社といった業種を中心に、日本を代表する企業の創業者を輩出した近江商人。「三方よし」の精神など独自の価値観を持って商業活動を営み、日本の経済発展に大きく貢…

どこに希望があるか 核軍事体制とコロナ後の世界

社説7月31日

愛国心の悪用 共生に逆らう動き警戒を

社説7月29日

やまゆり園事件4年 社会に広がる優生思想

社説7月22日
お知らせ
このエントリーをはてなブックマークに追加