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智慧のともしび 顕証寺本 蓮如上人絵ものがたり…顕証寺編

2020年7月10日 10時38分
智慧のともしび 顕証寺本 蓮如上人絵ものがたり

浄土真宗中興の祖・蓮如上人が建立した浄土真宗本願寺派顕証寺(大阪府八尾市)が、約13年の歳月をかけて2014年に完成させた「蓮如上人絵伝」の解説書。相次ぐ戦乱や飢饉の中、幾多の苦難にめげることなく各地で精力的に伝道し、念仏者を爆発的に増やした上人の生涯を生き生きと描いた絵をオールカラーで掲載している。

絵伝とは高僧などの伝記を図絵で表したもので、蓮如上人絵伝は03年の五百回忌法要を記念して制作。4幅の掛け軸に上人の誕生から往生までと顕証寺の縁起を伝える46の場面が描かれている。1幅は縦2・98メートル、横1・5メートルで、これまで知られている上人の絵伝の中では最大級の大きさだ。

絵伝には懇志を進納した人の似顔絵を描くなど遊びの要素も盛り込まれており、本書の絵を眺めているだけでも楽しめる。顕証寺と上人との関係を詳しく扱っているのが特徴で、同寺に住職として入った上人の六男・蓮淳を大勢の門徒が出迎えるシーンなどもある。

母との別離や比叡山衆徒からの弾圧、吉崎進出、山科本願寺や大坂坊舎(後の石山本願寺)の建立など各場面の絵の解説も詳しく、上人の一生を分かりやすく知るための入門書としても最適だ。

本体価格2500円、法藏館(電話075・343・5656)刊。

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