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探訪 真宗民俗 -儀礼の伝承と現代社会…蒲池勢至著

2020年7月13日 11時00分
探訪 真宗民俗 -儀礼の伝承と現代社会

真宗大谷派の僧侶である民俗学者の著者が同派の月刊誌『同朋』の2017年7月号~19年6月号に連載した浄土真宗の民俗の今昔に関する記事を集成した。東北から九州に至る現地取材を紀行文調にまとめ、読者を真宗民俗の世界に優しく誘う。

第1章「真宗門徒の年中行事」、第2章「真宗と現代葬儀」、第3章「真宗の門流と殉教・教化」で構成され、第1章では真宗本廟(東本願寺)の修正会や真宗高田派本山専修寺の「ししこ念仏」、石川県小松市の「郡中御影報恩講」、富山市の「風の盆」法要、岐阜県郡上市の「タカタカマンマ」など各地に伝わる独自の行事を紹介する。

第2章では真宗の葬送儀礼を解説。大谷派の首都圏教化推進本部が2018年8月に出展した第4回エンディング産業展などにも触れつつ、現代における葬送儀礼の変容や、死をめぐる「人間にとって本質的なもの」の相続を問う。また、第3章では薩摩の隠れ念仏や、廃仏毀釈に伴って三河で起きた「大浜騒動」などの歴史を取り上げている。

このほか著者と、同じ民俗学者・竹田聴洲の門下生である八木透・佛教大教授の対談も収録。民俗に関する話は郷愁を喚起するが、両者は「過去ではなく現代を考えるのが民俗学という学問」と指摘する。

本体価格1600円、東本願寺出版(電話075・371・9189)刊。

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