PR
購読試読
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
第16回涙骨賞〈選考委員選評〉
PR
第17回「涙骨賞」を募集

命ある限り 歩き続ける…五木寛之・横田南嶺著

2020年9月8日 09時14分
命ある限り 歩き続ける

人生100年時代、万人に平等に訪れる「死」を前提に、私たちはいかに生きるべきか。50年以上にわたり第一線で活躍し続けてきた円熟の作家・五木寛之氏と、45歳で臨済宗円覚寺派管長となった禅僧・横田南嶺氏が、2018年に月刊『致知』で3度にわたって対談した内容が書籍化された。

二人が尊敬してやまない南無の会前会長・松原泰道氏の教えに始まり、仏陀の歩み、名僧たちの生き方など、宗派を問わず仏の教えをひもとくだけでなく、五木氏は「いま真剣に考えなければならないのは、いかに死ぬか」と語り「宗教の始祖が世を去った年齢と、その宗教の本質には深い関係があると感じています」として、80歳まで生きた仏陀を始祖とする仏教は「他の宗教に比べて最も高齢を迎えた人たちにとって大事なことを語っていると思う」と考察する。

一方、横田氏は「人様のお役に立つことが一番の功徳になると思いますし、日々の務めを通じてそれを実行することが自分の天命と思い定めています」と語る。

「下山の思想」「80歳からの20年をいかに生きるか」「運命との向き合い方」「人生を豊かにする三つのK」など両氏の様々な体験を交えながら、仏の教えをいかに人生に生かすかが語り尽くされている。

本体価格1600円、致知出版社(電話03・3796・2111)刊。

お迎えの信仰 往生伝を読む

お迎えの信仰 往生伝を読む…梯信暁著

9月24日

人は死んでどうなるのか。無に帰するのか。あの世はあるのか。それとも輪廻転生するのか?――生死は人類にとって永遠の謎であり、死ほど不思議な現象はない。我が国で死の問題に人々…

天神様の正体 菅原道真の生涯

天神様の正体 菅原道真の生涯…森公章著

9月23日

太宰府天満宮や湯島天満宮など、学問の神として知られる菅原道真(845~903)の生涯を詳述する。『菅家文草』や『日本三代実録』などの史料をもとに、“人間”道真の正体に迫る…

さずかりの人生 欲の真ん中に自分を置かない生き方

さずかりの人生 欲の真ん中に自分を置かない生き方…青山俊董著

9月14日

曹洞宗愛知専門尼僧堂堂長の著者が、後進の指導などふとした日々の営みの中での出来事を通して禅の教えを説く。 「私の今日ある背景は限りない多くの師の導きによるもの」と述べ、謦…

「9月ジャーナリズム」 深く歴史から学ぶこと

社説9月18日

修行の聖域 伝統的形態を護るためには

社説9月16日

長い目で復興を 東日本大震災から9年半

社説9月11日
お知らせ
このエントリーをはてなブックマークに追加