PR
購読試読
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
墨跡つき仏像カレンダー2021
PR
墨跡つき仏像カレンダー2021 第17回「涙骨賞」を募集

天神様の正体 菅原道真の生涯…森公章著

2020年9月23日 13時37分
天神様の正体 菅原道真の生涯

太宰府天満宮や湯島天満宮など、学問の神として知られる菅原道真(845~903)の生涯を詳述する。『菅家文草』や『日本三代実録』などの史料をもとに、“人間”道真の正体に迫る。

道真は宇多天皇の信頼を得て、次の醍醐天皇の時には左大臣となった藤原時平(関白・藤原基経の子)と共に右大臣に昇進したが、昌泰の変(901年)で大宰権帥に左遷され、失意のうちに死没。すると、時平が亡くなるなどしたため怨霊として畏怖され、後に天神様として祀られるようになった。

本書は曽祖父の土師古人ら菅原家の繁栄の礎を築いた人たちの足取りもたどる。土師氏は喪葬儀礼に携わった一族だったが『続日本紀』によると、古人が改姓を願い出て菅原姓となり、一般官人への道を切り開いたという。

時平の陰謀説が説かれる昌泰の変だが、著者は様々な可能性を分析。その上で、当時17歳だった醍醐天皇の過剰な反応が大きな要因と指摘する。「ただ、道真にも学閥の争い、貴族社会への進出やその政治手法への反発、諫臣としての信頼が醍醐天皇との間には醸成されなかった点など、不足するところがなかったわけではないと思われる。そこに道真の悲劇があった」としている。

本体価格1700円、吉川弘文館(電話03・3813・9151)刊。

新・名字の言 選集〈新時代編2〉

新・名字の言 選集〈新時代編2〉…聖教新聞社編

10月29日

聖教新聞の代表的コラム「名字の言」を書籍化した。前半「希望の未来へ」(第1章)は今年2月1日から5月31日までのコラムで、新型コロナウイルスとの闘いに関した文章を収録し、…

チベット医学 四部医典医学タンカ詳解

チベット医学 四部医典医学タンカ詳解…オツァンツォクチェン監修

10月28日

「タンカ」はチベット仏教などで用いられる仏画で、寺院や各家庭の祭壇に掛けられ、信仰されてきた。タンカには様々な仏尊だけでなく、人間の生理や病理、治療法などを示す絵図が描か…

家にこころの灯を

家にこころの灯を…東井義雄著

10月27日

兵庫県豊岡市にある浄土真宗本願寺派東光寺の住職を務める傍ら、同県内の小中学校で長年にわたり教壇に立ち教育者として活躍した著者が、家庭のありようを問い掛けるエッセー集。初版…

第17回「涙骨賞」を募集
PR

デジタル化の国策 IT化社会の宗教の位置は

社説10月28日

流行神は去る 目先優先の政治姿勢は危険

社説10月23日

異なる原理 最善の交流の道を探るべき

社説10月21日
お知らせ
このエントリーをはてなブックマークに追加