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日文研叢書58 躍動する「国体」 筧克彦の思想と活動…西田彰一著

2020年10月8日 09時11分
日文研叢書58 躍動する「国体」 筧克彦の思想と活動

独自の国体論を展開した法学者・筧克彦(1872~1961)の初の本格的研究。「神がかり的」として研究が忌避されてきたが貞明皇后を介した昭和天皇への影響が指摘され近年注目される。帝国大法科大英法科を首席卒業。ドイツ留学で「制度を成り立たせる精神性」に関心が移りキリスト教を学んだ。

神道を見いだしたのは津和野派国学の影響だ。同派重鎮・福羽美静の弟子・榊原昇造の家に中学時代に寄宿した事実を著者は指摘。神道を普遍的宗教と捉え、儀礼・教化を重視し、天御中主・天照・天皇とつなげる点や内なる力の発揮で世界の気運を捉え、歴史に関与できると考える点が共通するという。

主著『神ながらの道』は1924年の貞明皇后御進講の記録で、記紀などに基づき「生命の生成発展」を説く。天皇崇拝を起点とし国家にふさわしい人物となり仕事に没入することで神(人格者)になれるとした。神社制度調査会では、神社を「国教」にすべきだと主張。神社の本質の研究を訴えるが従来の政府の路線と異なるため相手にされなかった。

「やまとばたらき」という体操を考案。所作の一つ一つを神話的に意義付けたのが流行した他の体操と異なる。朝鮮など植民地でも教えられた。30年代半ばには過去の人とされ、他の国体論者に批判を受けた。

本体価格6500円、ミネルヴァ書房(電話075・581・5191)刊。

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