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空海「秘蔵宝鑰」をよむ ―心の秘宝を開く鍵―…福田亮成著

2020年10月9日 13時06分
空海「秘蔵宝鑰」をよむ ―心の秘宝を開く鍵―

『三教指帰』『御請来目録』『秘密曼荼羅十住心論』など多数の書物を著し、日本の仏教思想史において今日まで続く大きな足跡を残した弘法大師空海。本書では著作の一つ『秘蔵宝鑰』に焦点を当てる。解説するのは、真言宗智山派僧侶で大正大名誉教授の福田亮成氏。僧侶であり研究者でもある立場から自由な考察で空海の思想をひもとく。

『秘蔵宝鑰』と『秘密曼荼羅十住心論』(『十住心論』)は共に空海の十住心思想について論述した著作で、経典を分類・体系化、教説を整理する教相判釈書に位置付けられる。『十住心論』を「広論」、『秘蔵宝鑰』を「略論」と称するが、著者は「略論」がただ「広論」の趣旨をまとめたものではなく、さらに新しい主題にも触れていると指摘する。

『秘蔵宝鑰』で説かれる十住心論は、動物的生活に終始する「異生羝羊心」から他人に施す心を持つ「愚童持斎心」や迷いの原因を取り除こうとする「抜業因種心」などを経て、真言密教の教えによって開かれる深い悟りの境地「秘密荘厳心」までを十段階に分けた思想。著者はそれぞれの段階の解説を通じて空海の思想をひもといていく。

NHKラジオの番組「宗教の時間」で12回にわたって放送された内容をまとめた。

本体価格3200円、国書刊行会(電話03・5970・7421)刊。

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