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押田成人著作選集3 いのちの流れのひびきあい 地下流の霊性…押田成人著

2020年11月4日 10時35分
押田成人著作選集3 いのちの流れのひびきあい 地下流の霊性

カトリック・ドミニコ修道会の押田成人司祭の著作選集が全3巻で完結した。

修道院を出て信州・八ケ岳山麓に高森草庵を結んだ押田司祭は、農耕生活を送りながら祈りや思索の日々を過ごした。草庵には訪問者が後を絶たず、また司祭自身も世界へ足を運び、諸宗教者と交流を重ねた。

「地下流の霊性」の章では東洋人としてキリスト教をどのように受容するかの苦悩に始まり、霊性について考察した文を集める。「御里への道行き」の章では宗教とは「深みへ旅すること」と説く。キリスト教と他宗教とは表面的な宗教伝承としての違いを超え、「人間の自我に死んで、神さまのいのちに生かされる」とする。選集の随所にこのような理解をもたらした様々な出会いがつづられる。「宗教は本質的に歩くことであり、旅をすること」だが、「今の宗教は歩いていない」という無着成恭氏との対談の言葉は現在の宗教の在りようを考えさせる指摘だ。

最晩年は療養生活を送り、2003年に81歳で死去したが、その様子や思い出を書いた周辺の人々によるエッセー、巻末には年譜なども収録する。

押田司祭の死後も高森草庵では農耕と祈りの生活が継続される。本書にも今年の農作業などの予定を掲載している。

本体価格2700円、日本キリスト教団出版局(電話03・3204・0422)刊。

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