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石田慶和集Ⅱ 『教行信証』入門 -浄土真宗の根本と学びの姿勢-…石田慶和著

2020年11月11日 10時55分
石田慶和集Ⅱ 『教行信証』入門 -浄土真宗の根本と学びの姿勢-

浄土真宗本願寺派の教学研究所長や仁愛大学長などを務めた故石田慶和氏の著書を整理してまとめた遺稿集。親鸞聖人の著作『教行信証』を読む際に注意すべき点について重要な用語を宗教学の立場で解釈しつつ、今日的視点から解説している。

第一部(『教行信証』「総序」をめぐって)は教行信証を学ぶ理由や教行信証に込められた願いなどをやさしく解き明かし、第二部(浄土真宗の基本概念と教学的課題)で「本願」や「名号」など浄土真宗の根本テーマを教行信証に即して説明する。

著者は伝統教団が葬送儀礼の担い手としての機能を果たすことに忙しく、宗教的真理の伝達がその付けたりのような形となっている現況に強い危機感を示す。本書では親鸞聖人の教えこそが時代を超えて人間を救済し続ける教えであるとの信念の下に、教えを現代の人々に理解できるようにすることが現代教学の使命と訴える。

著者の厳しい信仰態度が感じられる箇所も少なくない。「生老病死は普遍的な事実ですが、そのことに驚きをもつことは、決して誰にも起こることではありません」「(真摯に生きる)気持ちをもたない者にとっては、宗教は荒唐無稽な夢物語を語るにすぎない」との言葉は胸を打つ。

本体価格1600円、本願寺出版社(電話075・371・4171)刊。

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