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高僧和讃講義(三) -道綽・善導-…延塚知道著

2020年11月12日 09時41分
高僧和讃講義(三) -道綽・善導-

既刊の『高僧和讃講義(一)-龍樹・天親・曇鸞-』『高僧和讃講義(二)-曇鸞-』に続く3巻目。中国・唐代の道綽(562~645)の和讃7首と、善導(613~681)の和讃26首を読み解く。

『高僧和讃』は、親鸞聖人が浄土教の祖と定めた七高僧の行実と真宗の教理を、系譜に則して誰にでも称えやすい形式で讃歌にまとめたもの。宝治2(1248)年、76歳の著述とされ117首からなる。

道綽、善導は唐代初期の中国仏教界で浄土教を確立した師弟。道綽は廃仏運動の中で生き抜き、凡夫を救う仏教とは何かを求めた。仏教を聖道門と浄土門に分類し、末法五濁の時機に対する自覚から、浄土門のみを救いの道と定めた。善導は道綽の教えを受け、称名念仏を末世の凡夫唯一の行とし、中国で浄土門の独立と教学的な体系づけを行った。

大谷大の延塚知道名誉教授が2009~13年まで真宗大谷派の大阪教区准堂衆に向けて行った講義の書籍化。著者の多様な宗教的経験やエピソードを交える。著者は、現代も差別や貧困が生まれている社会であり「五濁の世、無仏の時」であるとする。

親鸞上人の『教行信証』などの著作も参照しながら、仏説による往生・成仏を明らかにした七高祖に対する思いを深くくみ取った。

本体価格2000円、方丈堂出版(電話075・572・7508)刊。

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