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墨跡つき仏像カレンダー2021
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墨跡つき仏像カレンダー2021 第17回「涙骨賞」を募集

仏都鎌倉の一五〇年…今井雅晴著

2020年11月13日 17時07分
仏都鎌倉の一五〇年

鎌倉幕府は初の武士による政権で、約150年間続いた。源頼朝が創建した鶴岡八幡宮など、今も人々の信仰を集める寺社が建立された。幕府の指導者である歴代の将軍、執権は仏教を支えとし、北条時頼のように宋の渡来僧・蘭渓道隆を鎌倉に招き、参禅指導を直接受ける者も珍しくなかった。

鎌倉時代にはまた、貨幣経済の発達に伴う社会の変化や蒙古の二度にわたる侵攻という国難もあった。本書では頼朝にはじまり、北条政子、3代執権・北条泰時、5代時頼、8代時宗、最後の執権である高時らが直面した政治的課題と共に、仏教者との関係を概観する。

支配層の武士たちの間に自身の自己鍛錬として禅が広がるだけでなく、仏教には人々の心を安定させ、社会を穏やかにする役割も期待された。日蓮や一遍ら、布教のために自ら意欲的に鎌倉を目指した宗祖たちの活動にも目を配る。

筑波大名誉教授で真宗文化センター所長の著者は、戦後の復興期の新しい社会を目指す雰囲気と次の時代をつくろうという鎌倉時代の人々の意欲を重ね合わせ、学生時代から関心を持ち続けてきたという。「仏都鎌倉」の歴史を振り返ることで、時代に与える宗教の影響を改めて考えさせられる。

本体価格1700円、吉川弘文館(電話03・3813・9151)刊。

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