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ポストコロナ時代の東アジア 新しい世界の国家・宗教・日常…玄武岩・藤野陽平編

2020年11月16日 10時11分
ポストコロナ時代の東アジア 新しい世界の国家・宗教・日常

北海道大東アジアメディア研究センターが4、6、7月に開いたオンライン研究会の記録。喪失感と高揚感が入り交じる新しい局面に「コロナ危機は誰に味方するのか」と問い掛ける。宗教関係では日本、台湾、韓国、香港の宗教がコロナ禍にどのように対応し、どんな状況に置かれたかが紹介された。

注目されるのは李賢京氏による韓国の事例報告だ。宗教を巡って差別や嫌悪が浮き彫りとなり、分断を克服する役割を担うべき宗教・宗教者が頼りにされることはなかったと厳しく分析。2月にクラスターが発生した新天地イエス教会はもともと正体隠しの布教や教会を丸ごと乗っ取る手法などで知られ、主要教団からは「異端」として警戒されていた。国内感染者の半数が新天地関係者と発表されると新天地は感染拡大の主犯格と見なされ、教団解体を政府に求める要望が相次ぎ支持を得た。プロテスタント主流派でも感染者が相次ぐと、批判は宗教界全体に広がり、カトリックも史上初の全ミサの中止、曹渓宗も全法会の中止を余儀なくされた。

李氏は新天地を特殊事例として扱うことを問題視する。低所得・高学歴・若年が多いとされる信者は既成教団では満たされなかった人々であり、他教団が社会的弱者への無関心から起こった問題との見方もできるとする。

本体価格2800円、勉誠出版(電話03・5215・9021)刊。

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