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石田慶和集Ⅲ 真宗入門 -宗教的人間の可能性-…石田慶和著

2020年11月20日 10時55分
石田慶和集Ⅲ 真宗入門 -宗教的人間の可能性-

私はなぜ存在しているのか。人はどう生きるべきなのか。命はどこから来てどこへ行くのか――人がこうした根本的な問題に引き込まれるのは、生死は不二の関係にあり、生と死を超えて生きることを求めているからにほかならない。

宗教哲学者として人間の実存と宗教の意味を考え続けた著者は、自らの宗教体験から「宗教的人間」とはどういうものかを問い詰め、その可能性を現代人に提起する。

人が死を超えようとして思索し、科学的な知見をもって死の実相を探ろうとするのに対し、著者は「そういう方法では『死』というものは捉えられないし、まして『生死を超える』ということはできない」と断じている。「生死を超える」とは「私たちがこの生存の真の依りどころを見いだすことによって、初めてできる」ことであり、「親鸞聖人や門弟の人たちは、そういうところとして浄土を受けとめておられたと思われる」という。

日本人の死生観が混乱している理由の一つに、近代的な科学的世界観の受用がある。その結果、浄土や地獄の存在が否定され、「浄土往生」はリアリティーを失った。しかし「浄土往生」や「成仏」は、生の苦悩や迷いから脱したいという、私たちの心の奥深くにある願いにほかならないということだ。

本体価格1600円、本願寺出版社(電話075・371・4171)刊。

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