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知っておきたい 日本の宗教…岩田文昭・碧海寿広編著

2020年11月24日 09時49分
知っておきたい 日本の宗教

「日本の宗教について、基本的なことを説明できるようになろう」をコンセプトに、宗教学や社会学などの研究者15人が様々な日本の宗教事情をテーマごとに平易に解説した。基本的な知識にとどまらず、日本人の生活実感に即した宗教的事象への視点や最新の動向を踏まえた時事性に富み、興味が尽きない。

「日本人は無宗教なのか」をテーマとした序章と、第1~28章で構成。各章には「日本の祭りや儀式とは」「日本の政治と宗教の関係はどうか」「天皇制とはなにか」「新宗教とはなにか」「キリスト教はどのように受容されているのか」など幅広いテーマが並ぶ。

第21章「なぜオカルトブームが起こるのか」では、ヨーロッパで19世紀末頃に大衆化したとみられる「オカルト」の歴史や、この言葉が日本に定着した1970年代以降のブームの消長とその社会背景などを解説し、第24章「日本の僧侶は結婚しているのか」では日本仏教の戒律軽視や「ゆるさ」を指摘。第27章「クローン人間をつくっていいのか」では生命倫理問題を取り上げている。

本書はグローバル化の中、「外国人に日本の宗教について説明する」能力の向上も目的としており、例えばキリスト教文化圏には相当するものがない、という視点からの水子供養の説明(第26章)なども興味深い。

本体価格2200円、ミネルヴァ書房(電話075・581・5191)刊。

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