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墨跡つき仏像カレンダー2021
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法華仏教研究会編 第30号…法華仏教研究

2020年12月14日 15時26分
法華仏教研究会編 第30号

法華や仏教思想の開かれた議論の場を提供し、日蓮研究の深化のために発行されている。30号を数え、混迷を深める現代において、ますます需要が高まっている。

平島盛龍氏の「『一代五時図』(図録番号9)の系年について」は日蓮聖人が真言批判した時期を検討した論文。日蓮聖人は当初、真言経典を五時判の第五時に位置付けていたが、ある時期を境に第三時方等部へと下方修正した。この時期を判断する上で有力な資料となるのが『一代五時図』だが、その執筆年代を巡り、近年は筆跡鑑定などから文永8(1271)年説が支持されているという。しかし、平島氏は不審に思われる三つの観点を緻密に論証し、文応元(1260)年説が妥当だと結論付けている。

川﨑弘志氏の「創価学会近代史の検証(その2)―昭和三十二年の『夕張炭労事件』について」は、日本の労働運動史上まれに見る労働組合と宗教団体の対決を、当時の教団出版物や新聞などを用いて解説。その後の社会的な影響にまで言及している。

このほか、西山明仁氏の「魔訶一日印の本尊論の一考察」、里見岸雄氏の「本門戒壇論―その発展的解釈を中心として」など、量、質ともに充実した珠玉の論文が寄せられている。

頒布価格2000円、法華仏教研究会(電話03・3821・1819)刊。

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