PR
購読試読
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
墨跡つき仏像カレンダー2021
PR
墨跡つき仏像カレンダー2021

ジーザス・イン・ディズニーランド ポストモダンの宗教、消費主義、テクノロジー…デイヴィッド・ライアン著、大畑凜、小泉空、芳賀達彦、渡辺翔平訳

2021年2月24日 10時27分
ジーザス・イン・ディズニーランド ポストモダンの宗教、消費主義、テクノロジー

タイトルを直訳すると「ディズニーランドのイエス」。様々な有名キャラクターや映画を送り出したディズニーは、世界で大きな影響力を持つエンターテインメント産業に成長した。世俗社会の象徴というべきディズニーランドで1999年、キリスト教系の教団が大規模イベントを行った。人々の霊性はもはや宗教施設だけでなくテーマパークでも発現するのではないか。監視社会論で知られる著者の異色作を4人の若手研究者が翻訳した。

宗教と世俗社会は、度々対立する概念として扱われる。一方で近代化によって高度に発展した消費社会は、宗教自体にも新たな可能性をもたらしてきた。コロナ禍でさらに普及した寺院のホームページや「オンライン伝道」もそれに当たるだろう。現代の世俗社会において、今までにない形で宗教的な営みがなされていることを本書は特に指摘する。

原書の発表からはすでに20年が経過している。その間、世界ではインターネットによる情報化が席巻し、気候変動や対テロ戦争など人々の宗教観に大きな影響を与える事件が相次いでおり、宗教を取り巻く価値観は当時とは大きく変化している。それでも、世俗社会で新たに萌芽する宗教性に対して「理解が求められる」と述べる著者の言葉に耳を傾けるべきだろう。

本体価格3500円、新教出版社(電話03・3260・6148)刊。

満月交心 ムーンサルトレター

満月交心 ムーンサルトレター…鎌田東二・一条真也著

2月25日

歌(和歌・歌謡・詩)こそ日本宗教の核だとする宗教哲学者の鎌田東二氏と、弔いこそ人間の人間たるゆえんだと考える作家の一条真也氏が、毎月の満月の日に交わす「WEB文通」をまと…

食卓から未来を変える “新しい文明”を築くために2

食卓から未来を変える “新しい文明”を築くために2…宗教法人「生長の家」編

2月22日

猛暑や暴風雨など地球温暖化の影響による気候変動が実感され、環境問題への個人レベルの取り組みが求められている。教団を挙げて環境問題に取り組んできた「生長の家」は、会員が信仰…

「ぞめき」の時空間と如来教 近世後期の救済論的転回

「ぞめき」の時空間と如来教 近世後期の救済論的転回…石原和著

2月19日

「民衆宗教」の先駆けとされた「如来教」を「ぞめきの時空間」の中に位置付けて考究し、従来の民衆宗教像の「更新」を図る。ぞめきの時空間とは、1800年前後の名古屋の宗教環境を…

食品ロスを減らす 資源を大切にする生き方

社説2月26日

脱炭素社会 人間の驕りへの警鐘を

社説2月24日

東日本大震災10年 宗教者の支援の立場性とは

社説2月19日
お知らせ
このエントリーをはてなブックマークに追加