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中外日報宗教文化講座2021
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増補版 生きて死ぬ力…石上智康著

2021年3月5日 10時18分
増補版 生きて死ぬ力

84歳にして浄土真宗本願寺派の現役総長である著者が、2018年刊行の『生きて死ぬ力』にコロナ禍で伝えたいメッセージを加筆し昨年末に上梓した。新型コロナウイルスの流行で改めて人間の生死が身近な問題としてクローズアップされる今、我々がどう生き、どう死に向き合うべきかを散文詩でつづる。

同派では教えの肝要がいかに人々に伝わるようにするかが課題となっており、著者自らが「伝わる伝道」を意識して書いた一冊ともいえる。本書では「無常」「縁起」「空」「自然」などのキーワードを基に経典や著名人の言葉、著者の体験などを引きながら「在るがままの真実」を説く。

著者は「いつどこでどのような姿で終わろうともなんの心配もいらない」と諭す。なぜなら、阿弥陀如来はいつでも、どこでも、誰にでも「我に任せよそのまま救う」と呼び掛けるのだから。阿弥陀如来の摂取不捨こそが絶対の救いとして我々に安心をもたらしてくれるという。

「世界を住みよくするための目標や生きがいをもち縁起空という在るがままの真実に教え導かれ気をつけて精いっぱい生きて死んでいく愚痴無智のこのまんま『それでいい』ありがたい」。「それでいい」は阿弥陀如来の呼び声だ。

本体価格1100円、中央公論新社(電話03・5299・1730)刊。

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