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中外日報宗教文化講座2021
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悟りと解脱 宗教と科学の真理について…玉城康四郎著

2021年3月22日 16時14分
悟りと解脱 宗教と科学の真理について

東京大教授として仏教学の研究に励む一方、ブッダの解脱を求めて禅定実践に生涯を捧げた著者がその稀有な体験に基づき、東西の思想や哲学、宗教、科学を論じた一冊。1999年に83歳で死去した後、夫人が発見した遺稿も収録している。

著者は若い時から「生きているということの不安に悩み、おびやかされ、そのために禅宗の老師について坐禅を行じ始めた」という。坐禅に専心して数年がたったある日、「突然、大爆発、木端微塵、茫然自失」といった感覚に襲われた。「ハッと我に帰った瞬間に、腹底からむくむくと歓喜が燃え立ち、全身を包んだ」

しかしこの状態は長く続かず、以前の我執と煩悩に悩まされる日々に逆戻りする。50になり、無意識の領域に「手つかずのままの我塊(自我のかたまり)」が蟠居していたことに気付き、がくぜんとし、それまでの禅定に決別してブッダの禅定を学び始めた。

そしてついに83歳の誕生日を迎える約1カ月前にブッダの禅定が定着したと告白する。「これまで通徹し続けていた如来、すなわちダンマが、向きを変えて、私の全人格体から限りなき大空間に向かって放散されるようになった」。この体験からあらゆる真理を究明していくのが本書の特徴である。

本体価格1000円、法藏館(電話075・343・5656)刊。

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