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中外日報宗教文化講座2021
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近世初期浄土宗の群像…宇高良哲著

2021年3月29日 14時05分
近世初期浄土宗の群像

著者が60年にわたってライフワークとしてきた「近世初期の関東浄土宗教団の動向」の集大成となる一冊。徳川家康と関係を深め、当時の浄土宗教団の中心人物となる増上寺中興・観智国師源誉存応の法系と、増上寺が頭角を現す前の関東の有力寺院だった千葉の生実大巌寺の2世・安誉虎角の法系を中心に、人物に焦点を当てた論考を集成する。

存応とその法系、廓山、了的、呑龍、慶巌、幡随意、了学――、虎角とその法系、尊照、霊巌、随流――を取り上げる。また別系統の人物ではあるが、宗内でもあまり知られてこなかった宗把にも紙幅を割いている。彼は江戸時代初期の知恩院で4代にわたって住職を山役者として補佐し、幕府とも折衝した実力者だった。

長年にわたり各地の浄土宗寺院に赴き史料を渉猟してきた成果を余すことなく反映。有力寺院の開山・中興でもある当時の浄土宗を代表する多彩な名僧・学僧の人物像を、これまで知られてきた僧伝だけに頼らず、良質な史料を駆使して明らかにしている。「江戸幕府の将軍家の菩提寺になることによって、増上寺の源誉存応の流れが台頭し、一方生実大巌寺は江戸から遠かったので、安誉虎角の流れは次第に衰退していった」との宗内の大きな流れも読み取ることができる。

本体価格1万円、青史出版(電話049・265・4862)刊。

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