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真福寺善本叢刊第三期(神道篇)4 中世神道資料集…阿部泰郎・大東敬明編

2021年3月30日 10時07分
真福寺善本叢刊第三期(神道篇)4 中世神道資料集

大量の貴重な典籍を所蔵する真言宗智山派別格本山真福寺宝生院(大須観音)。聖教類と共に多くの中世神道の典籍が見つかっており、本書には「神一徳義抄」(翻刻)、「諸大事」(影印・翻刻)、「太神宮本地」(影印・翻刻)、「神道集」(影印)を収録した。神一徳義抄は孤本で初公刊となる。

中心的な成果となるのが諸大事の紹介だ。以前から注目されてきた資料だが全体像が明らかになるのは初めてで「あらたな発見の可能性に満ちている」という。写本では神道学者の西田長男氏の旧蔵本が知られていたが、従来の研究は西田論文の引用で行われてきた。真福寺本は後半部が欠損し、西田本で補った。西田本は「参考」という位置付けだが改めて閲覧・翻刻されたものだ。

諸大事は真福寺が長年にわたり収集してきた約280通の印信・口決・大事類を4世の政祝がテーマごとに編纂したもの。真福寺の集書活動の縮図ともいえる。約70通が神祇に関わり、テーマは神祇灌頂、諸社大事・同口決、天照大神、「天照大神口決」、即位灌頂、神宮周辺、麗気灌頂、宝剣図、諸社、大師秘影印信に分類できるという。國學院大の大東敬明氏による解題のほか、龍谷大の阿部泰郎氏が特論として諸大事の性質と政祝の活動を考察する。

本体価格2万8000円、臨川書店(電話075・721・7111)刊。

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