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中外日報宗教文化講座2021
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京都妙覺寺蔵 日蓮大菩薩日像菩薩絵伝…常円寺日蓮仏教研究所編

2021年4月20日 16時11分
京都妙覺寺蔵 日蓮大菩薩日像菩薩絵伝

京都市上京区の日蓮宗本山妙覚寺に伝わる「高祖一代絵図」と「日像菩薩徳行略絵伝」の全図を写真で紹介する。詞書の翻刻、現代語訳を付すだけでなく、各図の典拠となる書物も記してあり、日蓮聖人、京都開教の祖日像の生涯を詳しくたどることができる。他の絵伝にはない場面も描かれている。

高祖一代絵図は、日琮50世貫首が発起人となり享和年間(1801~04)に完成。巻子や冊子が多い一代絵図では珍しく、30幅の掛け軸に60余の場面が収められている。縦長の画面が効果的に生かされ、130人以上の乱闘が描かれる小松原法難など、躍動感あふれる描写が特徴だ。日蓮聖人が比叡山遊学時に建立した華芳塔への納経、身延山での鏡の御影の造立など、同寺の寺伝に基づく場面選択にも独自性がある。

日像菩薩徳行略絵伝も同時期の制作で、20㌢四方の絵28枚でその生涯を描く。宗祖の命を受け京都で布教伝道した日像の絵伝は多く作られたが、本絵伝には他図に見られない場面がある。高祖絵図にも取り入れられた鏡の御影は、日蓮聖人が鏡を見ながら自らの頭像を刻むところ、頭像を授けられた日像が遺命を果たし、身体を彫刻して全身像を完成させるところの2回描かれる。鏡の御影(重要文化財)は同寺に現存する。

定価2200円、平樂寺書店(電話075・221・0016)販売。

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