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暮らしのなかの〈いのち〉論…田代俊孝著

2021年4月26日 09時58分
暮らしのなかの〈いのち〉論

仁愛大(福井県越前市)学長で「死そして生を考える研究会(ビハーラ研究会)」「ビハーラ医療団」を立ち上げたビハーラ提唱者の一人である著者が、死を見つめて生の意味を問う「いのちの教育」を考える。タイトルに「暮らしのなかの」とあるように、身近なことを通していのちを思索する契機になるよう刊行された。2部構成。

6篇からなる第1部「いのち」では、科学の目でいのちを「モノ化」して捉える昨今の風潮に警鐘を鳴らす。生命軽視の傾向や、代理出産・臓器売買・尊厳死など生命倫理への課題に対し、自らのいのち観、死生観をどう確立するかが問われており、そのためのいのちの教育や仏教の学びの必要性が説かれている。「仏教の学びそのもの」とするビハーラについては、病や死に対する考え方と実践を記す。また相模原市の知的障害者施設で発生した殺傷事件を振り返り、「いのちの尊厳」について考える。

第2部は、映画「おくりびと」の評論と、直木賞作家・連城三紀彦氏、元文化庁長官で心理学者の河合隼雄氏、カリフォルニア州立大教授で仏教学・ユング心理学の権威だった目幸黙僊氏に対する追悼文を収載。3人いずれも著者と関係が深く、「学恩」を謝し、改めてその功績を讃えるため掲載したという。

定価990円、方丈堂出版(電話075・572・7508)刊。

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