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希望の源泉 池田思想 『法華経の智慧』を読む③…佐藤優著

2021年5月31日 13時26分
希望の源泉 池田思想 『法華経の智慧』を読む③

自らプロテスタントの信仰を持つキリスト教徒であることを明かした上で、一宗教人として創価学会員の信心の在り方が皮膚感覚で分かると告白し、創価学会という我が国最大の宗教団体と、その指導者である池田大作・第3代会長の思想を積極的に評価する発言を続けている著者が、編集者のインタビューに答える形で池田氏の著書『法華経の智慧』を読み解いていく。シリーズの3冊目。

著者は外交官として活躍した経歴を持ち、現在は作家、大学の客員教授の肩書で幅広い執筆活動を行っている。著名人である著者が活動領域を広げ、創価学会ならびに池田氏の研究分野に踏み込んで言論活動をする意味は決して小さくはない。

創価学会と著者との関係は、互いに異なる信仰体験を持ちながら、信仰者という立脚点において共通するものがあり、しかし、著者はどこまでも教団の外にいる観察者であるという独特の距離感を保っている。

その著者による創価学会への論評には、これまでの創価学会に対する理解や批判にはなかった論点と評価があり、全く新しい創価学会論になっている。それは一般読者にとって新しい視点であるだけでなく、学会の教団運営を担う幹部や会員にとっても鮮烈な印象を持って受け入れられているようだ。

定価1320円、第三文明社(電話03・5269・7144)刊。

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