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出直しの教え -死の救い…橋本武著

2021年5月31日 13時26分
出直しの教え -死の救い

『おさしづを拝す』『ふしから芽が出る』などの好著で知られる著者の没後50年を記念して、『みちのとも』や『天理時報』などに寄稿した随筆などえりすぐりの18篇を文庫本にまとめたもの。

著者は幼少にして父、弟妹を亡くし、死への恐怖と不安に苦しむ中、重篤な病にかかった母が天理教の信仰により奇跡的に九死に一生を得た。それにより橋本家は一家で天理教に入信するが、著者は信仰する気持ちがなかった。信仰は個人の問題だと思っていたからである。ところが、ある夜、分教会の詰所で聞かされた「出直しの教え」が決定的な人生の転機となった――。

書名は入信の動機をつづった一篇「死の救い」に由来する。人間の死を「出直し」と捉える天理教の教えは、肉親を次々と亡くした著者にとって精神的に大きな救いとなり、入信の動機となった。

本書では著者が17歳の時、関東大震災による死を、母子ともに奇跡的に免れたことで「神の手引き」を感じたことや、「神は有り難きものであって、決して恐ろしきものではない」という気付きを得たエピソードなども語られる。天理教道友社長、斐山分教会長などを務め、65歳で「出直し」をした著者の珠玉のエッセー集。

定価770円、天理教道友社(電話0743・62・5388)刊。

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