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東洋学術研究 第60巻第1号…東洋哲学研究所編

2021年6月21日 11時03分(2021年6月22日 14時22分更新)
東洋学術研究 第60巻第1号

1962年11月の創刊以来、巻を重ね、第60巻第1号(通巻186号)の刊行を機に表紙と装丁を新たにした。

巻頭には、東洋哲学研究所が企画・制作する「法華経――平和と共生のメッセージ」展の開催15周年記念特集として、日本、中国、ロシアなどの研究者による論考を掲載する。同研究所は98年から法華経展を国内外に巡回させており、その特徴や開催地への文化的影響、展示内容の変化などについてまとめている。

展示は「目で見る法華経」をコンセプトに、仏典の伝播ルートや様々な言語に翻訳された法華経、敦煌莫高窟を再現するコーナー等を設置する。国内だけでなく、インド、タイ、韓国、イギリスなど17カ国・地域で累計90万人が鑑賞。蔦木栄一・同研究所委嘱研究員は「異なる文化・宗教の理解を図る法華経展の活動は、東洋哲学研究所が進める文明間・宗教間対話の一環としての役割を果たしている」と論じている。

同研究所創立構想60周年を迎え、作家の佐藤優氏と市川裕・東京大名誉教授が祝辞を寄せる。佐藤氏は「創価学会の世界広宣流布を推進する哲学を形成する上で、東洋哲学研究所が大きな役割を果たしている」と評価する。

定価1400円、東洋哲学研究所(電話042・691・6591)刊。

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