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別冊太陽 弘法大師の世界…武内孝善監修

2021年7月9日 10時56分
別冊太陽 弘法大師の世界

今年は空海(774~835)に「弘法大師」の諡号が下賜されてから1100年。空海と弘法大師は同一人の名前だが、日本に真言密教を伝えた実在の空海と、超人的な力で人々を救ってくれると信仰されるお大師様の、二つの性格がある。寺院や仏像、絵伝等の豊富なカラー写真と共に、史実と伝承の全容を読み解いていく。

全4章立てで、ゆかりの聖地、生涯、教え、伝説を紹介する。「弘法大師の生涯」は武内孝善・高野山大名誉教授が担当。誕生から出家、入唐、高野山開創とたどり、様々な史料を検討しながら事実と後世に加えられたものを整理していく。教えの章は添田隆昭・前高野山真言宗宗務総長の執筆で、空海が虚空蔵求聞持法で得た神秘体験を軸に「即身成仏とは時空を超えて人々のもとに現れる力」と論じる。

「監修のことば」で武内名誉教授は、史実と伝承は峻別して考えるべきとした上で「荒唐無稽とも思われる不思議な物語からも、真実の空海を読みとり、日々の生活に役立つ教訓を読みとることができる」「真実の空海を知るには超人的な能力、奇跡譚をもって語られる弘法大師が不可欠」と述べている。高野聖、いろは歌など関連事項のコラム、年譜、地図も収録する。

定価2860円、平凡社(電話03・3230・6573)刊。

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