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こころのぬりえ…安川如風著

2021年9月8日 09時47分
こころのぬりえ

高野山真言宗別格本山大圓院や浄土真宗本願寺派津村別院、臨済宗妙心寺派大本山妙心寺塔頭大雄院、八坂神社、明治神宮などで彩色・絵付けを手掛け、「京の宮絵師」として知られる安川如風氏が描く天人・鳳凰・供養菩薩・迦陵頻伽・花鳥丸文等をモチーフにした塗り絵本。2007年に向陽書房から出版したものを、表紙などを一新し再版した。塗り絵は認知症予防などに効果があるとして医療や介護の現場でも取り入れられている。

塗り絵の工程を順を追って分かりやすく説明。「尖らせた鉛筆を使いましょう」「最初から濃くしようとしない」「白は極力使わないこと」など、水性色鉛筆を使った色付けの方法も丁寧にアドバイスする。一つ一つのモチーフについて説明文も付す。

塗り絵部分には厚手の画用紙風の紙が使われ、色が塗りやすい。切り取り線も付いており、塗り絵が仕上がったら本から切り離し、額に入れて飾ることもできる。

安川氏は真宗高田派本山専修寺絵所頭をはじめ多くの本山で絵所頭や絵所預を務め、今なお第一線で仕事に励む。塗り絵で「心の静寂を得ていただければ」と願うとともに、寺社を美しく彩る宮絵師の仕事を多くの人に知ってもらい、後世に仕事を伝えていきたいという思いのこもった一冊だ。

定価1430円、法藏館(電話075・343・5656)刊。

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