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近代東アジアと日本文化…野世英水・加藤斗規編

2021年10月8日 12時15分
近代東アジアと日本文化

浄土真宗本願寺派門主の大谷光瑞の研究をライフワークとする柴田幹夫氏の新潟大定年退職を記念する論文集。幾つもの分野の共同研究に携わってきた同氏から学恩を受けた研究者が原稿を寄せ、26編を収める論集となった。

この論文集の性格上、各論考のテーマは様々だが、第1部「近現代東アジアと仏教」、第2部「近現代東アジアと日本」、第3部「留学生史および留学生教育の諸相」、第4部「東アジア文化の諸相」と巻末の略年譜、著作目録で構成される。第1部には柴田氏自身の「『福井日記』に見る大谷光瑞の樺太行きについて」をはじめ、明治から第2次世界大戦後にかけての東西本願寺の布教動向、日中の仏教関係、「中台関係」「仏教の中国化」政策などに関する論文が並ぶ。

光瑞側近による日記を取り上げ、『本願寺史』などには触れられていない光瑞一行の樺太での行動を紹介した柴田氏の論考は、国家の非常事態(日露開戦)を前にした西本願寺の戦時体制(「臨時部」の設置)と従軍布教師の活動を分析。1906年に行われた樺太訪問の目的意識を「国家のため」と位置付けるとともに、北陸、越後、近江、安芸の門徒が樺太に入植したことを開教の背景として押さえている。

定価6600円、銀河書籍(電話072・350・3866)刊。

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