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戦前期仏教社会事業の研究 第2集 -髙石史人先生追悼論集-…髙石史人・菊池正治・中西直樹編著

2021年11月19日 12時36分
戦前期仏教社会事業の研究 第2集 -髙石史人先生追悼論集-

戦前期における日本仏教教団の社会事業については全13巻に及ぶ『資料集成』が2011年~13年に刊行され、各巻の解題をまとめた『戦前期仏教社会事業の研究』も別に出版された。貧者救済や障害者福祉、慈善事業などでの仏教界の取り組みについて教団各派の機関紙・誌や年報、報告書などの刊行物を網羅的に収集し分析したもので、同分野の研究に欠かせない基礎資料となっている。

本書は『資料集成』刊行後に収集された資料を第14巻補遺編として追加出版したのに合わせ、解題と関連論文を一書にした『研究』の続編となる。2部構成で、新たに発掘された「仏教同志会」、浄土真宗本願寺派「大日本仏教慈善会財団」の機関誌、天台宗と時宗の関係資料の解題を第2部とし、第1部には編著者の一人、髙石史人・筑紫女学園大名誉教授の既発表論文2本を再録する。

はしがきによれば、髙石氏は本書を脱稿した直後の20年10月に急逝したため、共編著者の菊池正治、中西直樹両氏が髙石氏追悼論集とすることにしたという。髙石氏は日本近代社会事業思想史、特に真宗・仏教社会事業思想史の研究者として先駆的な業績で知られる。論考は近代日本の社会福祉行政の基礎を築いた内務官僚二人の思想史研究で、確かな視点と鋭い批評は色あせていない。

定価5060円、不二出版(電話03・5981・6704)刊。

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