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翠雲堂

聖徳太子と四天王寺…石川知彦監修・和宗総本山四天王寺編集

2021年12月3日 16時46分
聖徳太子と四天王寺

来年4月まで営まれる聖徳太子1400年御聖忌を記念して出版された。四天王寺が創建された古代から平安、中世、近世、近現代と伽藍建築を解説した本記に加え、37本のコラムで「信仰の百貨店」とも称される同寺を、様々な角度から紹介している。

「山門・寺門と四天王寺」では、太子が天台大師の師匠に当たる南岳慧思の生まれ変わりとする「慧思後身説」を取り上げ、鑑真もうわさを聞いて苦難の日本渡航に挑んだとし、日本天台宗の宗祖伝教大師最澄もこれを知って四天王寺を参拝したとしている。また、延暦寺が山門・寺門で対立して以降、四天王寺の別当職を巡って両派で代理戦争が繰り広げられたことなどを論じる。

「西国巡礼と四天王寺」では、三十三所の番外以外に善光寺や四天王寺を朱印帳の欄に設けている理由として、四天王寺が平安時代から浄土信仰の聖地として衆庶の信仰を集め、大阪では特に、三十三所を回る前に四天王寺に挨拶に行き、巡礼が終わったら善光寺にお礼に行くケースが多かったことを理由に挙げている。

明治に入り舞楽法要の断絶の危機に瀕した状況を危惧し、西本願寺宗主・大谷光尊が聖霊会舞楽再興の実現に動いたことなども詳しく書かれている。

定価3080円、法藏館(電話075・343・5656)刊。

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