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宗教文化講座 翠雲堂

東洋学術研究 第60巻第2号…東洋哲学研究所編

2022年1月24日 12時14分
東洋学術研究 第60巻第2号

東洋哲学研究所は今年、創立60周年を迎える。それを踏まえて、本書の巻頭には「東洋哲学とは何か」を改めて問い直す特別鼎談が所収されている。

2021年7月に行われた、斎藤慶典・慶応義塾大教授、安藤礼二・多摩美術大教授、山崎達也・同研究所研究員によるオンライン鼎談は、特に「東洋哲学」の枠組みに大きな影響を与えた井筒俊彦への批判と再解釈を通じて、新たな哲学を構築していく契機とするため企画された。「『東洋』哲学と神秘体験」「『空』と『無』」「『無』から『存在』へ」「政治との関わり」など多岐にわたるテーマで、井筒哲学の問題意識や西洋哲学との比較、「東洋」的文脈の精査などの問題について、議論が展開されている。

そのほかにも、早くから現代における哲学や宗教の喪失の事態に警鐘を鳴らした創立者・池田大作氏による講演「スコラ哲学と現代文明」(1973年)の問題提起を受け止めて行われた第35回学術大会のシンポジウム「21世紀における信仰と理性-創立者の『スコラ哲学と現代文明』講演の視座から」の内容や、東日本大震災から10年に当たり、心の復興や経験を風化させずに次世代に継承していく鍵とするための特別寄稿2篇などが掲載されている。

定価1400円、東洋哲学研究所(電話042・691・6591)刊。

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