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現代語訳 修験道聖典 『役君形生記』『修験指南鈔』『修験修要秘決集』…宮家準著

2022年2月18日 12時20分
現代語訳 修験道聖典 『役君形生記』『修験指南鈔』『修験修要秘決集』

修験道の開祖・役行者の伝記や、熊野や大峰といった霊地、儀礼についてまとめた修験道の基本聖典を初めて現代語訳した。本書では修験五書から3書を取り上げる。

『役君形生記』は1684年、相模国高座郡大谷村真禅寺の修験者、秀高が著した役行者伝。役行者が迦葉の生まれ変わりとして誕生してから様々な修行を経て、新羅で道昭の法筵に連なるまでを描く。

本書で扱う『修験指南鈔』は、千勝院鎮栄が聖護院本『修験指南鈔』を基に改編したもので、彼の死後、1693年に刊行されたとされる。熊野権現と大峰山の縁起やその神格、修験者の教義教説の解説を収める。

『修験修要秘決集』は大永年間(1521~28)、遊行修験者の即伝が『修験三十三通記』や古来口伝とされた作法、切紙を編集したといわれる。即伝は彦山、戸隠、白山、近江などを巡錫した修験僧で「阿字」の教えを吸収した阿吸房と自称していた。

修験五書のうち、残りの『修験三十三通記』は『修験修要秘決集』に含まれており、もう一冊の『修験頓覚速証集』は仏教用語の解説であることから現代語訳を収録せず、解題を掲載している。

修験道における主要な書物の現代語訳、解題を通じてその神髄を今日に伝える。

定価4620円、春秋社(電話03・3255・9611)刊。

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