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宗教文化講座 翠雲堂

生命操作と仏教 選択される生命と生き方の選択…早島理著

2022年7月7日 11時06分
生命操作と仏教 選択される生命と生き方の選択

臓器移植やゲノム編集といった先端の医療技術が臨床現場で応用され、倫理や宗教の領域にまで影響を及ぼそうとしている。複数の国立大医学部で倫理委員を務め医学教育に携わった仏教学者が、仏教の「いのち観」と生命科学の「生命観」を軸に医療と宗教の協働について語った渾身の講義で、5編を収録する。著者は浄土真宗本願寺派大成寺(北海道)住職で滋賀医科大名誉教授。

著者が仏教のいのち観を改めて問い直す契機となったのが、医学部の倫理委員会で感じた「生命」に対する感覚の「差異」。委員会で大勢を占める医学・医療者は人体の構造面・機能面から捉え、一方で仏教は「いのちの意味・生きる意義」を考えるという。医学・医療者と仏教者の協働システム構築のため、双方の視点を持ち合わせることが必要だと論じる。

3章立てで、第1章「科学と宗教」は仏教のいのち観を分かりやすく詳述し、ビハーラ活動に見る医療と宗教・仏教の協働などから仏教者の果たすべき役割を説く。第2章「先端医療の現在」は脳死・臓器移植、遺伝子研究・遺伝子治療の問題点を考える。第3章「選択される生命」では、「生命の選択」を迫る医療と「生き方の選択」を提示する仏教を軸にいのちについて考える。

定価1760円、本願寺出版社(フリーダイヤル0120・464583)刊。

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