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宗教文化講座 翠雲堂

法華仏教研究 第33号…法華仏教研究会編

2022年7月28日 09時08分
法華仏教研究 第33号

日蓮聖人門下が宗派や門流を超えて学び合う教学研究誌。2009年の発刊から毎号、専門的な論考を掲載し続け、誌上議論も盛んに行われている。

巻頭論文は花野充道氏「二種の『金綱集』の思想的考察」。『金綱集』は日蓮聖人が諸宗を説明した講義録で、写本が2種類ある。いずれも身延三世日進が編集したとする山上弘道氏の説に対し、身延二祖日向の編集と日進により再編集されたものと反論する。

今号には日蓮聖人の花押に関する論文が2本収録される。書状や曼荼羅に記された花押は、梵字が基になっているとみられてきたが、「蓮」を図案化したものとの見解を示す。

西山明仁氏「日蓮花押の母字の考察」は、間違いなく自分が書いたと相手に伝える手段が花押であることから、偽書を防ぐために名前の一字の「蓮」を用いたと論じる。初めは楷書体だったが、身延入山後に草書体に変化し、名前の一字を母字とする方法は弟子たちにも受け継がれたとする。

村上東俊氏「日蓮聖人の前期花押の特徴と母字に関する考察」も、蓮から作られたと結論付ける。楕円形の部分を「蓮の之繞と見るべき」とした上で、蓮弁を表したのではないかと推測する。

頒布価格2500円、法華仏教研究会(Eメール)刊。

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