PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
新規購読紹介キャンペーン
PR
2024宗教文化講座

排泄も徘徊も大丈夫! お坊さんケアマネの実話 認知症を幸せにするケース45…日髙明著

2023年10月11日 14時04分
排泄も徘徊も大丈夫! お坊さんケアマネの実話 認知症を幸せにするケース45

タイトルは、認知症の人を幸せにするといった意味ではない。介護業務に従事する著者(ケアマネジャー)が見た認知症高齢者の暮らしやケア現場のリアルな体験をつづっている。ケアする側から、認知症をありのままに受け止めることの大切さ、生きる意味や生命の尊厳とは何かを問い掛ける。

「グループホームむつみ庵」は、空き家の活用について相談を受けた坊守が「同じ苦労を抱えた者が集って少人数で共同生活をする」施設を提案し、お寺とグループホームが手を組む形で誕生した特定非営利活動法人の認知症高齢者施設。著者は浄土真宗本願寺派で得度した僧侶でもある。

入居者の言動に「この人はどんな世界を見ているのだろう」という視点で寄り添い「問題行動にも必然性や理由がある」と考える。「そういう状況なら、そうするよね」と、自然な行為として読み取るようにする。「困ったこと」が起きると「誰が困っているのか」を問い、結局困っているのはケアする側だと気付く。最も困難なのは排泄の介助。人として生きる尊厳に関わるもので、釈尊の説く「命を施す」ことだと受け止める。

「私たちは介護を提供するだけではない。住む人を見守り、看取り、いなくなった後もその記憶を顧みる」のだと著者は言う。

定価2530円、興山舎(電話03・5402・6601)刊。

ブッダのお弟子さん にっぽん哀楽遊行 タイ発――奈良や京都へ〈影〉ふたつ

ブッダのお弟子さん にっぽん哀楽遊行 タイ発――奈良や京都へ〈影〉ふたつ…笹倉明著

2月22日

タイ・チェンマイの古寺にて67歳で出家した直木賞作家が、その1年後の2017年春と18年秋の2回、寺の副住職と連れ立って日本を旅した記録が収められている。 「失敗や間違い…

日本仏教に未来はあるか

日本仏教に未来はあるか…平岡聡著

2月21日

「日本仏教は、これからの社会で生き残ることができるのか」――。仏教研究者で僧籍を持つ著者が日本仏教の問題点を取り上げ、未来に向けて提言する。2022年の第46回全日本仏教…

古墳と壁画の考古学 キトラ・高松塚古墳

古墳と壁画の考古学 キトラ・高松塚古墳…泉武・長谷川透著

2月20日

1972年3月、奈良県明日香村の高松塚古墳石室で日本初の古墳壁画が見つかった。極彩色の壁画は人々を魅了し、考古学における「世紀の大発見」となった。その11年後の83年には…

過疎地置き去りの悲劇 東京一極集中の裏返しだ(2月21日付)

社説2月22日

災害時に即応する体制 教団のネットワークを活用(2月16日付)

社説2月20日

データ保存の問題 消されたオウム関連資料(2月9日付)

社説2月16日
このエントリーをはてなブックマークに追加