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2024宗教文化講座

修験道の経・講式・和讃・唱言…宮家準著

2023年11月6日 09時19分
修験道の経・講式・和讃・唱言

修験道研究の第一人者で、五流尊瀧院住職・「修験道」管長でもある著者が、修験道各派の経典・唱言などを解説する。諸派と異なり修験道の勤行解説書は初めて。収録内容は、概要のみ、原文のみのものもあれば、現代語訳のみのものもあるが、採(柴)灯護摩供での一連の唱言や九字護身法も興味深い。

江戸時代に教学を大成した即伝によると、修験道の根本経典は「法爾常恒」、つまり自然そのものとされ、木にそよぐ風の音、砂石を打つ波の音を法界の音声とし、それがそのまま依経であるとする。しかしながら、天台・真言の寓宗といえる形で発展してきた経緯から両宗の影響を受けている。

そこで本書では本山修験宗・真言宗醍醐派・金峯山修験本宗の3教団の勤行集を注釈付きで現代語訳したほか、大乗経典から法華経・大日経・金剛頂経の要旨と般若心経・観音経・普門品偈の現代語訳を掲載する。

修験独自の仏説聖不動経、修験懺法、九条錫杖経などの現代語訳を試み、天狗経も収録した。そして吉野大峰や葛城、羽黒山での登拝・修行の際に唱える勤行式・秘歌・唱言なども、各拝所の違いも含めて取り上げている。講式や和讃の現代語訳もある。

学術的に有用なことはもちろん、実践的にも参考になる一冊だ。

定価3850円、春秋社(電話03・3255・9611)刊。

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