PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
新規購読紹介キャンペーン
PR
第21回涙骨賞募集 墨跡つき仏像カレンダー2025

師子王 第一号 田中智學の思想と現代…真世界文化研究会編

2024年11月28日 09時14分
師子王 第一号 田中智學の思想と現代

田中智學(1861~1939)が創立した「国柱会」をはじめ、その思想を受け継いで活動する「立正教団」「立憲養正会」の智學門下3団体が今年2月11日に再結集し、真世界文化研究会を設立した。その活動の柱の一つとしてこのほど、研究誌『師子王』が命日の11月17日に合わせて創刊された。

誌名はかつて1891~93年に同名の教誌が発行されていたことや、智學の道人号、法号から命名された。研究会代表世話人の田中壮谷・国柱会賽主は巻頭言で「恩師田中智學先生は、日本国体護持を叫ばれましたが、偏狭なナショナリズムとは一線を画し、日本の国体の本質が道統にあることを看破され、『世界を挙げて日本国体を研究せよ』と叫ばれた。このたび時と機が熟し、この学統を受け継ぐ三団体が大同団結して真世界文化研究会が発足した」と報告。これまで3団体が在家教団としての宗教活動、政治活動などでそれぞれ培ってきた智學の思想研究を持ち寄り、この研究誌を通して改めて現代に問い、真の世界文化の実現を目指すという。

創刊号には3団体の代表や研究者、ジャーナリストらが寄稿し、それぞれの立場から智學の思想を語っている。第2号は来年の命日に刊行される予定。

定価2200円、真世界文化研究会刊。販売は展転社(電話03・5314・9470)。

佛心奉造 大佛師今村九十九作品集

佛心奉造 大佛師今村九十九作品集…今村九十九著

11月29日

真言律宗総本山西大寺から大佛師号を拝受した今村九十九氏(京都市左京区)が、仏師生活60年を目前に集大成として刊行した作品集。「表現や制作技法が、後進の造仏活動の一助となる…

唐代の禅僧⑫ 法眼 唐代禅宗の変容と終焉

唐代の禅僧⑫ 法眼 唐代禅宗の変容と終焉…土屋太祐著

11月27日

師から弟子への不断の師資相承によって釈迦の仏法は国を越え世代を超えて伝えられ、今日に至っている。本シリーズは、中国の唐代に盛んとなった禅宗の祖師の中で、仏法の相続と家風の…

宗教と政治の戦後史 統一教会・日本会議・創価学会の研究

宗教と政治の戦後史 統一教会・日本会議・創価学会の研究…櫻井義秀著

11月25日

安倍晋三・元総理の銃撃事件以後、我が国では「宗教と政治」の問題が特に注目を集めている。政教分離が政治的に問われるのは今に始まったことではないが、保守系政治家の旧統一教会と…

リンカーンとトランプ ネットが誘う危うい選択(12月4日付)

社説12月6日

COP29が示す分断 気候正義の担い手の宗教(11月29日付)

社説12月4日

ガザ停戦決議 問われる米国の姿勢(11月27日付)

社説11月29日
このエントリーをはてなブックマークに追加