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法隆寺金堂壁画をデジタル化 便利堂

産業2020年5月27日 11時33分
法隆寺金堂壁画をデジタル化

美術印刷・美術出版を手掛ける便利堂(京都市中京区)は、法隆寺金堂壁画を撮影したガラス原板画像のデジタル化事業を同寺などと進めている。

この写真は1935年に同社が撮影したもので、当時の文部省に設置された「法隆寺国宝保存事業部」による「昭和の大修理」事業の一環として行われた。原板にはフィルム登場以前の昭和30年代まで写真撮影の記録媒体として主流だった「ガラス乾板」が使われている。

12面ある法隆寺の金堂壁画はそれぞれ分割して撮影され、写真をつなぎ合わせて原寸大の掛け軸を作成した。使用した原板は400枚以上という。金堂壁画が49年の火災で損傷したことから、この写真が壁画復元における模写の基礎資料となり、その学術的価値から2015年に国の重要文化財に指定された。

デジタル化は「重要文化財 法隆寺金堂壁画写真ガラス原板高精細デジタル化作業」として文化庁や法隆寺、同社などが中心となり昨年5月から取り組んでいる。

画像のスキャニングに当たり、ガラス乾板専用の超高精細デジタルスキャナーを京都大と共同開発した。世界初とされる大型乾板にも対応した透過式の非接触型スキャナー=写真=により、原板を傷つけることなく直接高解像度で画像を取り込んでいるという。

スキャニングは昨年終了し、現在はデジタル画像の接合に取り組んでいる。接合作業の6割を終え、完了は21年3月を予定している。

原板の画像を超高精細デジタル化することで、画像の拡大や階調変化が容易となり、これまで読み取ることができなかった様々な情報が得られるようになった。原板を使用することなく調査研究できることから、文化財保護にも役立てられるという。

担当者は「ガラス乾板を所蔵する寺社はかなりあると聞く。デジタル化により多くの方が画像をご覧になることで、文化財への興味や理解が深まれば。研究などにも役立ててほしい」と話していた。

問い合わせは同社=電話075(231)4351。

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