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工夫凝らしたアフロの仏像 石彫家・長岡和慶氏

産業2020年7月29日 10時47分
工夫凝らしたアフロの仏像

愛知県岡崎市の石彫家・長岡和慶氏はこのほど、珍しい髪形で知られる「五劫思惟阿弥陀如来坐像」を制作し、同県西尾市の浄土宗浄名寺に納入した=写真。同県安城市に住む篤信家親子から同寺に寄進の申し出があり、長岡氏が約半年をかけて完成させた。

五劫思惟阿弥陀如来は、衆生を救うため48の誓願を立てた法蔵菩薩が「五劫」という長い時間の思惟を経て、阿弥陀仏になった姿とされる。仏像としては、京都・同宗大本山金戒光明寺や奈良・華厳宗大本山東大寺など十数体しか現存する作例がないといい、近年は若者から「アフロヘアーの仏像」などと注目を集めたこともある。

長岡氏の作品は、台座を含めた総高が約2メートル。現存する作例などを参考にしながら、如来の特徴を示す「三十二相八十種好」に基づいて肩の肉付きを良くしたほか、定印の印相を袖の下に隠さないように表現するなど工夫した。また、特徴的な螺髪を強調するために細身で小顔の姿にしたいとの同寺と施主の要望にも対応した。

「施主とお寺の希望をできる限り受け入れながら、特徴ある尊像を完成させることができた。ほかのどこにもない、『浄名寺型』の五劫思惟阿弥陀如来像ができたと自負している」と述べる。納入後は、同寺の近所の人たちも「すごい仏像がやって来た。毎日手を合わせに行く」と喜んでいるという。

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