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アマビエの線香 病退散に 奥野晴明堂

産業2020年7月30日 09時18分
アマビエの線香 病退散に

線香の製造販売を手掛ける奥野晴明堂(堺市堺区)はこのほど、新型コロナウイルスの流行をきっかけに注目されている妖怪「アマビエ」をモチーフにした「アマビエ祈願線香シリーズ」を発売した=写真。

アマビエは江戸時代後期、肥後国(現在の熊本県)に姿を現し、疫病が流行することを予言し、自分の姿を描いた絵を人々に見せれば疫病が防げると語ったという。

同シリーズは、このアマビエをモチーフに、新型コロナウイルスを退散させようという思いを込めて製造。「病魔退散香」「悪霊退散香」「疫病退散香」の3種類がある。

病魔退散香は、白檀と乳香を主原料として使っている。乳香はキリスト教をはじめとする宗教儀式に神聖な香りとして使われ、抗菌、防腐に優れており、抗老化・抗酸化作用もあるとされる。

疫病退散香は『古事記』『日本書紀』に書かれている不老長寿の果実「陳皮」と白檀が主原料。陳皮は漢方薬としても有名で、肺や脾臓、胃、腸の機能を助け、咳や痰を鎮める効果を持つという。

悪霊退散香の主原料の一つ、ローズマリーは「霊的防御」に効果があり、人から受ける波動や場所などを浄化すると伝えられる。

1本の長さは約14センチ、燃焼時間約25分。3種類とも50グラム入り、本体価格千円。

奥野浩史社長は「疫病の歴史を振り返ると、ウイルス克服には香りが何らかの役に立ってきた。このアマビエでウイルスに打ち勝ってもらえたら」と話している。

問い合わせは同社=電話072(232)0405。

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