PR
購読試読
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
第16回涙骨賞〈選考委員選評〉
PR
第17回「涙骨賞」を募集

扉を開くと金色の七宝焼 岩田仏壇製作所

産業2020年9月2日 10時18分
扉を開くと金色の七宝焼

岩田仏壇製作所(東京都北区)はこのほど、大戸の内側部分に美しい七宝焼をあしらった12寸の小型仏壇「慈宝」=写真=を発売した。専門の職人と共同製作した個性的な商品で、家庭用仏壇としての需要創出を目指す。

仏壇の扉を開くと、七宝焼ならではの金色の背景に鶴が飛び回る美しい文様が現れ、紫檀などの深い色合いの木材と金色のコントラストが目を楽しませる。背面は高級織物の飛鳥緞子でしつらえた。素材は唐木や黒檀、紫檀、クワ、ケヤキなどがあり、注文に応じて製造可能。

七宝焼は、銀などに絵の具を盛り、約900度の高温で焼き付けて彩色を施す伝統技法で、つぼや香炉など様々な工芸品に用いられる。

七宝焼を手掛けた吉田武氏(77)は埼玉県川口市に拠点を構え、米国ホワイトハウスやローマ教皇ヨハネ・パウロ2世に作品を贈呈した経験を持つ。これまで絵皿や花瓶などを中心に制作していたが、七宝で仏壇を彩ることが以前からの夢だったという。そこで、近隣に工房を持つ岩田仏壇製作所に声を掛け、かつてない仏壇を作ろうと共同開発に取り組んだ。

2019年には第1号作品として菊模様をあしらった仏壇を製作し、東京都が主催したコンクールで都知事賞を受賞するなど好評を博した。ほかにもハスの花や桜をあしらった商品を続けて製作し、いずれも人気だという。

同社の岩田芳樹・代表取締役は「木材や七宝焼、飛鳥緞子の美しさに注目していただけたら」と話している。

希望小売価格20万円。問い合わせは同社=電話048(269)3500。

「雲中」の地蔵菩薩制作

「雲中」の地蔵菩薩制作 石彫家・長岡和慶氏

9月14日

愛知県岡崎市の石彫家・長岡和慶氏はこのほど、名古屋市に住む篤信家の女性から依頼を受けて地蔵菩薩半跏坐像を制作し、同県西尾市の三ケ根山頂にある真言宗醍醐派三ヶ根観音太山寺に…

野外でも安心 本物そっくりお供え物好評

野外でも安心 本物そっくりお供え物好評 日本サンプル

9月12日

有名食品企業などの食品サンプルを製造・販売する日本サンプル(名古屋市中川区)が作ったお供え物が、本物そっくりと好評だ。 新型コロナウイルスの影響で主力取引先からの需要が大…

参詣者に飲料水 サーバーで提供を

参詣者に飲料水 サーバーで提供を ウォータースタンド

9月11日

ウオーターサーバーの販売を手掛けるウォータースタンド(さいたま市大宮区)は、寺社に水道直結タイプのサーバー型浄水器の設置を勧めている。参詣者が自由に飲料水を補給でき、ペッ…

オンラインの発信 宗教文化リテラシーの重要性

社説9月25日

「9月ジャーナリズム」 深く歴史から学ぶこと

社説9月18日

修行の聖域 伝統的形態を護るためには

社説9月16日
お知らせ
このエントリーをはてなブックマークに追加