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翠雲堂

現代科学活用し古仏修復 京都佛画研究所

産業2021年9月27日 11時33分
釈迦三尊像の修復前㊤と修復後 釈迦三尊像の修復前㊤と修復後

仏画制作・修復を手掛ける京都佛画研究所(京都市伏見区)は古画修復で培った技術・経験を生かし、古仏の修復に取り組んでいる。現代の科学技術を取り入れた精密な修復が高い評価を得ている。

このほど修復した京都府丹波地方の寺院が所蔵する釈迦三尊像に対しては、専門機関に依頼して放射性炭素年代測定を行い、造立時期を科学的に探った。エックス線CTスキャン撮影などで古仏の木材の年代を測定した結果、南北朝時代と判明。時代考証の下、造立時の荘厳で鮮やかな姿がよみがえった。

同研究所はこれまで、天然素材で作られたオリジナルの洗浄液による仏像に負担をかけない修復や、細かい彫りが埋まってしまわない塗り直しなど造立時の姿を長く保持するための修復に取り組んできた。

それに加えて現代科学を駆使することについて、同研究所代表絵師で絵画研究家の大里宗之氏は「修復者の主観が入ってはいけない。制作当時の時代考証を行った上での修復が必要。そのために関連文献や現代科学を活用した調査に取り組んでいる」と話す。

同氏は文化財修復の専門家として招聘を受け、10月から中国に渡る。現地の美術系の大学が新設する修復研究院において古仏・壁画修復の企画に参画する予定。

問い合わせは同研究所=電話075(571)1412。

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