PR
購読試読
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
第18回「涙骨賞」を募集
PR
第18回「涙骨賞」を募集 翠雲堂

蒔絵の技法で装飾した腕時計 京蒔絵師・下出祐太郎氏

産業2021年11月1日 09時31分
蒔絵の技法で装飾した腕時計

京蒔絵師の下出祐太郎氏(京都市下京区)と時計や計算機の大手メーカー・カシオ(東京都渋谷区)がコラボレーションした腕時計「OCEANUS Manta」(オシアナス

マンタ)の特別限定品を販売している。伝統工芸技法と現代技術の融合が注目されている。

サファイアガラスの表面パネルに、同氏がかつて京都迎賓館の調度品に蒔絵で描いた文様「悠久のささやき」をモチーフにしたデザインを施した。特殊な特許技術を使い、パネルの裏側に描いているため紫外線による蒔絵の劣化はなく、強度にも問題はないという。

「悠久のささやき」はコラボのきっかけともなった下出氏の作品で、プラチナを使って水のきらめきを表現している。カシオのデザイナーが文様の美しさのみならず、経年変化で付加価値が向上する伝統工芸技術の良さを取り入れたいと、約3年前にコラボを依頼した。

近代産業との連携を以前から模索していた同氏は快諾し、山形の生産工場に赴き、全て手仕事で足掛け5カ月にわたって制作に取り組んだ。

限定品の時計は2種類あり、仕様・価格・販売数は次の通り。プラチナでグラデーションのように仕上げた①「OCW-S5000ME-1AJF」が27万5千円で1500本、①に金線が入った②「OCW-S5000MES-1AJR」が35万2千円で300本。

下出氏は「素材や技法にこだわり少量生産が基本の伝統工芸産業は循環型社会を実現させる上でたくさんの知恵を内包している。SDGsを強く意識して、今後も近代産業とのコラボが実現すればと思う」と話す。購入は小売店へ。

写真は腕時計(①)を手にする下出氏。

昇龍テーマ 日本画18点を展示

昇龍テーマ 日本画18点を展示 宮絵師・安川如風氏

11月29日

寺社建造物の彩色・絵付けなどを手掛け「京の宮絵師」として知られる安川如風氏は6、7日、臨済宗妙心寺派大本山妙心寺(京都市右京区)に隣接する花園会館で開かれた「伝統工芸美術…

スティック土嚢を置いて浸水被害を抑える「浸水シャッター」

台風や豪雨への備えに「浸水シャッター」 関西化工

11月26日

大阪府吹田市の関西化工は、台風やゲリラ豪雨に際して浸水被害の発生を抑える「浸水シャッター」を製造販売している。高い止水効果を持ち、スピーディーに設置でき、建物などへの浸水…

介護施設でオンライン初詣

介護施設でオンライン初詣 凸版印刷

11月25日

凸版印刷(東京都文京区)は初詣に向けて、寺社から境内の様子を中継しリモートで参拝できるサービスを開発した。2022年1月6日には浄土宗大本山増上寺(=写真、東京都港区)で…

情報のTsunami 救済は全人的知に基づく

社説12月3日

WCRP50年 新たな10年へ行動目標

社説12月1日

見えざるものの力 死者との関係を取り戻す

社説11月26日
このエントリーをはてなブックマークに追加