スマホ・アプリで参拝者らに情報発信 日本こころのサービス

日本こころのサービス(東京都港区)は、寺院が檀家や参拝者にインターネットで情報を発信できるスマートフォン向けアプリ「DANKA(だんか)」をこのほどリリースした。寺報のメール配信やネットを使った寺院への相談窓口など多彩なサービスを搭載しており、参拝者らと交流を深める手段として期待できる。
寺院側はDANKAを契約することで寺報や行事、法要のスケジュールを発信でき、悩み相談などのツールを通して檀家らとコミュニケーションを取れるメリットがある。ダウンロード用のQRコードを境内や会報誌に設置・掲載して使用を促せる。
利用者はアプリをインストールすれば寺院の情報をスマホで受け取れるほか、悩み相談の申し込みや墓参代行の依頼(有料)なども行える。
同社は、従業員のメンタルケアやハラスメント対策の研修といったサービスを法人向けに展開しており、公認心理師などの国家資格を持つスタッフも多い。檀家向けのお悩み相談窓口では、場合によって専門のカウンセラーや行政窓口を紹介するなど、住職だけでは解決が難しい問題にも対応できる。
寺院の月額使用料は2万円から。4月までに契約すると初期導入費用が無料になるキャンペーンを実施している。
契約や相談の問い合わせは、フリーダイヤル(0120)012515。