「ダイヤ宝」が進物用に 薫寿堂
産業2022年4月18日 09時36分

「古い伝統の上に新しい伝統を」をモットーに線香作りを手掛ける兵庫県淡路市の薫寿堂。
1990年に発売した業界初の天然花香料を使用した線香「ダイヤ宝」は現在でもロングセラー商品として顧客に愛好されているが、このほど装いを新たに進物用線香として発売された。
この商品は椰子殻炭、椨皮粉に白檀、天然花香料を使用した壮麗な香りで、フランスの著名な調香師・ルネ・オーディベール氏が調香した。
今回、進物用線香としてダイヤ宝を販売したのは、時代の移り変わりとともに香りの好みが変化し、香木系の香りだけではなく、花の香りの香水系や洋風の香りの高額商品を贈りたいとの顧客の要望が数多くあったからだという。
桐塗箱ひも付き短寸10包み入り=写真。1包み約20㌘。煙はほとんどなく、1本の長さは約13・5㌢、燃焼時間約25分。定価1万1千円。
魚住朋樹社長は「様々なニーズにお応えし、線香の購買層を広げ、消費拡大を図っていきたい」と話している。
問い合わせは同社=フリーダイヤル(0120)756583。