境内に電子案内板設置サービス 「寺社ナビタ」 表示灯
産業2022年4月19日 11時41分

総合広告代理店の表示灯(東京都港区)は、寺社の境内に電子案内板を設置するサービス「寺社ナビタ」を展開している=写真。
2017年に始まったこのサービスは現在、湯島天満宮、神田明神をはじめ全国34都道府県の寺社88カ所に導入されている。
寺社ナビタには寺社周辺の地図のほか、周辺のグルメ情報、地元企業の広告などを掲載することが可能。タッチパネルが搭載された案内板で、寺社の沿革、お参りの作法など参拝者向けの情報が日本語と英語で確認できる。
設置・維持の費用は案内板に掲載される協賛企業からの広告掲載料で賄い、寺社の費用負担はない。20ほどの協賛企業があれば導入できる。
デザインはそれぞれの寺社に合わせて設計されており、景観にマッチしている。豪雪地域ではキャスター付きのモデルを設置するなど、幅広いニーズにも対応している。
表示灯参与の松澤祥司氏は「地図・案内板のニーズは大きい。寺社、参拝者、地元企業それぞれにお役に立つサービスだと思う」と語る。
問い合わせは、電話03(3797)4711。