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1本単位から卒塔婆ネット販売 谷治新太郎商店

産業2022年5月13日 11時28分
自ら販売サイト「卒塔婆屋さん」を展開する谷治社長 自ら販売サイト「卒塔婆屋さん」を展開する谷治社長

卒塔婆の生産地として知られる東京都日の出町の谷治新太郎商店(谷治大典社長)は、2013年から卒塔婆や護摩札をインターネットで販売している。1本単位のばら売りや価格の公開など業界の常識を覆す戦略で、ネット販売を始めてから売り上げを1・5倍以上伸ばした。

同社の販売サイト「卒塔婆屋さん」では、卒塔婆を1本から販売しており、クレジットカードやQRコード決済も完備。墓じまいやコロナ禍により卒塔婆の使用本数が減少する中、21年度は過去最高の売り上げを記録し、業界ではほぼ独り勝ちの様相を呈する。

特にコロナ禍では法要ができるか見通せなかったこともあり、小ロットでの購入が増加した。寺院側で余剰在庫を抱える必要がなく、品質劣化の心配がない点も人気の理由だ。

卒塔婆業界では、彼岸や施餓鬼会などのシーズンにまとめ売りするのが一般的で、ばら売りは製造や発送コストが割高になるため敬遠されてきた。周囲から「売れるわけがない」と言われたが「ダメもと」でネット販売を開始。最初の数カ月はほとんど売れなかったが、谷治社長自らプログラミングを勉強してサイトを改善し続けたことが奏功し、17年頃から売り上げが安定した。

3年前は2500件だった顧客は4千件に増え、ネット販売の売り上げは今年にも1億円に達する見込みだという。工場見学などによる卒塔婆のイメージ向上にも取り組んでおり、供養文化の継承に力を入れている。

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