「おりんちゃん」がカレンダーに登場 植柳まちづくりプロジェクトチーム
西本願寺(京都市下京区)の門前町を中心とした京都市の旧植柳学区の有志でつくる「植柳まちづくりプロジェクトチーム」のマスコットキャラクター「おりんちゃん」が「ゆるきゃらトリオ」の一員として、下京区の消防署・消防団・防火協会が作る令和4年度の防火啓発ポスターカレンダーに登場した。
企画した下京消防署によると、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で啓発イベントが自粛となる中、ゆるキャラが登場するポスターやSNSを使って情報発信していく考えで、防火意識を高めてほしいとしている。
カレンダーにはおりんちゃんのほかに、同署のマスコットキャラクター「下京マモル君」と大丸京都店(下京区)のシンボルキャラクター「デッチーくん」の3体が登場=写真。撮影は2月下旬に同区唯一の世界文化遺産・西本願寺の門前町で行い、その際撮影した動画は今もインターネット上のデッチーくんにまつわるサイトにアップされているという。
カレンダーは4月始まり、A2サイズのカラー仕立て。無火災推進日(毎月5、20日)や文化財防火運動、火災予防運動の期間などが記され、区内の行政機関や事業所などに頒布する。
同チーム代表の宇佐美直八・宇佐美松鶴堂社長は「365日見て、防火意識を高めていただければ」と話している。